立体的なアニメーション付カルーセルをSmart Slider 3 Proで作成

前回のBLOGでは、Smart Slider 3 Proで、カルーセルを作成しました。今回は応用編で、ショーケースのアニメーション設定で、立体的なアニメーション付カルーセルを作成します。

 出典 : Smart Slider3

一つ目は、横長バナーの奥行きのあるカルーセル。2つ目は、縦長バナーの立体的なカルーセル。3つ目は縦スクロールの立体的なカルーセルです。全て5つの画像をスライド表示させています。

横長バナー

奥行きのある、16 : 9バナーのカルーセルです。主にメインスライダーの下などに入れる小さめのカルーセルです。前後のバナーが、縮小&透過しています。PCではバナー間にスペースがありますが、SPでは、重なって表示されます。

Smart Slider>New Project>スライダー>ショーケースを選択し、作成ボタンをクリックします。

一般設定

モバイルの左右にスペースを80px作り、前後のバナーが見えるようにします。

項目設定値
Side Spacingデスクトップ : OFF
タブレット : OFF
モバイル : ON / 0px 80px 0px 80px

Size

スライダーサイズは、横1400px、高さ338pxに設定します。Slide Sizeは、Slide Width600px、Slide Height338px、Slide Distance-30pxに設定しました。Slide Sizeは、バナーのサイズで、16 : 9となるように設定しました。スライダーサイズの高さは、Slide Heightと同じ値にしています。Slide Distanceを-30pxに設定することで、アニメーション設定時にできる、バナー間隔を詰めることができます。

レイアウトは、Boxedにチェックして、DownscaleのみONにします。Min Heightは0pxにします。

項目設定値
スライダーサイズ幅 : 1400px
高さ : 338px
Slide SizeSlide Width : 600px
Slide Height : 338px
Slide Distance : -30px
レイアウトBoxed
DownscaleON
UpscaleOFF
Min Height0px

操作

PCのみカーソルを合わせると、矢印が表示されるようにします。ページコントロールは、スライダーの下に設定するため、PositionをOuter 下 +10pxに設定しました。主な設定値は以下の通りです。

項目設定値
矢印チェック有
前の位置Middle 左 +15px
次の位置Middle 右 +15px
Image Width – Desktop30px
ホバー時の表示ON / デスクトップ
ページコントロールチェック有
PositionOuter 下 +10px

アニメーション

アニメーションの設定で、奥行きのあるアニメーションにします。前後のバナーを透過させるため、不透明度をBefore60%、After60%に設定します。前後のバナーを縮小させるため、ScaleをBefore80%、After80%に設定します。

項目設定値
プリセットデフォルト
Duration800
EasingQuad Out
方向水平方向
不透明度ON
Before : 60
有効 : 100
After : 60
ScaleON
Before : 80
有効 : 100
After : 80

自動再生

自動再生にチェックを入れ、5秒で切り替わるように、Slide Durationを5000に設定します。

項目設定値
自動再生チェック有
Slide Duration5000
自動的に開始ON
Infinite LoopON

縦長バナー

縦長のバナーの立体的カルーセルです。前後のバナーにパースをかけて奥行きを出しています。SPでは、3つのバナーが、重なって表示されます。

一般設定

モバイルの左右にスペースを80px作り、前後のバナーが見えるようにします。

項目設定値
Side Spacingデスクトップ : OFF
タブレット: OFF
モバイル : ON / 80px 0px 80px 0px

Size

バナー間にスペースを詰めるため、「Slide Distance」を-40pxに設定します。

項目設定値
スライダーサイズ幅 : 600px
高さ : 750px
Slide SizeSlide Width : 600px
Slide Height : 750px
Slide Distance : -40px
レイアウトBoxed
DownscaleON
UpscaleOFF
Min Height0px

操作

基本的に横長バナーと同じですが、ページコントロールを外しました。

項目設定値
矢印チェック有
前の位置Middle 左 +15px
次の位置Middle 右 +15px
Image Width – Desktop30px
ホバー時の表示ON / デスクトップ
ページコントロールチェック無

アニメーション

立体的なアニメーションにするため、前後のバナー設定を変更します。まず、透過させるため、不透明度をBefore60%、After60%に設定します。次に、縮小させるため、ScaleをBefore80%、After80%に設定します。最後に、パースをかけるため、Rotate YをBefore30°、After-30°に設定します。

項目設定値
プリセットデフォルト
Duration800
EasingQuad Out
方向水平方向
不透明度ON
Before : 60
有効 : 100
After : 60
ScaleON
Before : 80
有効 : 100
After : 80
Rotate YON
Before : 30
有効 : 0
After : -30

スライド

バナーを角丸にするためにSlide Design>Slide Border Radiusを10pxに設定します。 

項目設定値
Side Border Radius10px

縦スライド

最後は、縦スライドの立体的カルーセルです。前後のバナーを縮小し、パースをかけることにより、有効バナーが浮き出ているように設定します。SPでは、バナーが重なって表示されます。

横スライドと違い、フリックしにくいので、下にサムネイルを表示しました。ブロックエディターでカラムの横幅をカルーセルのサイズに合わせて600pxに固定しています。これによって、サムネイルが多くなったりしても、矢印が現れ、横スライドで表示することができます。

Size

高さは、サムネイルが下に入るので、750pxにして、SPでも全て表示されるように設定します。

項目設定値
スライダーサイズ縦 : 600px
高さ : 750px
Slide SizeSlide Width : 600px
Slide Height : 750px
Slide Distance : 15px
レイアウトBoxed
DownscaleON
UpscaleOFF
Min Height0px

操作

サムネイルにチェックを入れ、キャプションなしのテンプレートを選択します。サムネイルを中央揃えにするため「サムネイルの整列」を中央にします。

項目設定値
矢印チェック無
サムネイルチェック有
画像チェック有 / 100px / 60px
PositionOuter 下
サムネイルの整列中央
ページコントロールチェック無

アニメーション

立体的なアニメーションにするため、前後のバナー設定を変更します。まず、透過させるため、不透明度をBefore60%、After60%に設定します。次に、縮小させるため、ScaleをBefore80%、After80%に設定します。最後に、パースをかけるため、Rotate XをBefore30°、After-30°に設定します。

項目設定値
プリセットデフォルト
Duration800
EasingQuad Out
方向垂直方向
不透明度ON
Before : 60
有効 : 100
After : 60
ScaleON
Before : 80
有効 : 100
After : 80
Rotate XON
Before : 30
有効 : 0
After : -30

自動再生

サムネイルや、前後のバナーをクリックしたら、自動再生が停止する設定にするため、「Stop On Click」をONにします。

項目設定値
自動再生チェック有
Slide Duration5000
自動的に開始ON
Infinite LoopON
Stop On ClickON

以上で立体的なアニメーション付カルーセル作成の説明は、終了です。アニメーションが追加されるだけで、印象が変わりますね。インパクトのあるカルーセルを作成したいときにオススメです。Smart Slider 3 Proでは、このような細かい設定が簡単にできます。webサイト作成のご依頼はメールフォームよりよろしくお願いします。

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